自己紹介

ご挨拶

小さな頃の記憶の中に周りの大人の手仕事をジッと見ていた私がいます。

大人の手は魔法のように色々な物をつくりだしてくれました。

例えばうどん。粉に湯を入れ、混ぜてこねてこしをつくる為に足でそれを踏んで、それを適当な太さに切る。夢中で教えてもらいながらつくりました。

氷と茶筒を使って作るアイスクリーム、田舎の小川で造った水車、パン粘土でつくる花弁等々です。私のそばにいる大人は物づくりの好きなひとが多かったように思います。

そんな中で育った私もいつの間にか物づくりに夢中になっています。

きらきらした子供時代の思いは、成人してからは器の制作に関わるようになりました。今は、主に磁器と半磁器土を使い染付で食器やカトラリーを制作しています。

磁器には“透き通るような端正な風情” “半磁器には“ホッとするような暖かみのある素朴な趣”といったようなそれぞれの異なった表情があります。何事においても利便性に価値を置かれ慌ただしく過ぎる今日、たまにはお気に入りの器でゆったりとした時を過ごしませんか?

お客様のご希望をうかがいながら、特別な器を作るお手伝いをいたします。

例えば、お食い初めセットやダイエット茶碗、一点もののフリーカップや名前入りのカップ等、日常生活に取り入れてみませんか?

屋号『一可(いちか)』の由来

一からアイデアをお客様と共に考える、世に一つだけの宝物をつくる、という意味を込めてつけました。

経歴

1980年2月
東京都北区に生まれる
2003年3月
京都造形芸術大学 芸術学部 美術工芸学科 陶芸コース 卒業
2003年4月
佐賀県立有田窯業大学校 専門課程 入学
2005年3月
佐賀県立有田窯業大学校 絵付け短期研修 卒業
2005~11年
佐賀県有田にある窯業所に勤務
2012年4月
星野兼三氏に師事
2012年8月
埼玉県内にて陶芸スタッフとして勤務(陶芸文化振興財団・宮原教室)
2013年
東京都立王子総合高等学校 市民講師
2013年3月
東京都北区 伝統工芸保存会 会員
2015年度
「北区きらりと光るものづくり顕彰」技人部門 受賞
2016年~
出張・イベント教室、予約販売を中心に活動中